ルールを考える

昨日のレポートです
ハロウィンの前日ということで、仮装の準備を皆でできればと思って、いろいろ用意していきました。
Maakunはドラキュラが希望で、付け歯を作るのは難しそうなので、私がボール紙でお面の土台を作ると、そこに顔を描きました。黒い布でマントも作ってみました。Sosukeは旧はなさかの放出品から自分で選んだ海賊の剣を大切にとってあるらしく、それで海賊になるそうです。Asa、Mayaはすでにドレスを着ることが決まっていて、Asaは仮面を作りました。
Nobuも海賊になりたいそうです。Nobuは銃のおもちゃを持ってるので、それを持ってきて仮装に使いたいと考えています。でも、スタッフの何人かと、みんなにダメって言われるだろうな、とも思っていて、考えあぐねていました。私も子どもの頃、お父さんがたくさん銃のおもちゃを持っていたこと、弾を入れなければ危険ではないと思う、など話し、持ってきてはいけないのだろうか、と問いかけました。するとMayaは、「弾を入れないのなら、持ってきてもいい。あと、触らせて欲しい人がいたら、触らせてあげる。それならいいと思う」と言いました。「もし触ってこわしたら、弁償だよ」とNobuは言いました。皆も同意して、Nobuが銃を持ってきてもよいことになりました。
Mayaは前日からの続きで、スーパーマーケットごっこの品々を作っていました。片付けの時間が近づいてきました。早めに片付けをして残りの時間で遊びたいAsa、他の子は遊んでから片付けする、となると、MayaはAsaと一緒に遊びたいのに、Asaは片付けをしたい。それでAsaの機嫌が悪くなりました。片付けのルールはなかなかうまくいかない。
最後は、図書館で借りてきた本のなかから選んでもらい、2冊読みました。『めをとじて、みえるのは?』というタイトルで、「恐竜はどうして絶滅したの?」という問いに、「恐竜は本当は分かっていて、ちゃんと準備をしていた。隕石が飛んできた時、気球を体に結びつけて、宇宙に飛んでいき、今もそこにいる」という想像して楽しむ、問いを持って考える本です。しかしそこは、小学生的な感じで、知ってる一般的な答えを言ってみたり、そんな答えはウソだ、と言ってみたり、いまいち入り込めなかった。もう想像するのをやめてしまう年頃なの??
もう一つは『地球の子どもたちから、大人たちへの手紙』という、世界中の子どもたちが書いた手紙が載っている本。好きな章を選んでもらって、フランスの子のラブレターを読んだりして、盛り上がりました。社会的な文脈などを知ってると、もっと楽しめるかなと、ちょっと大人向けな気がしました。皆も手紙を書いてる?と聞くと、手紙をよく書く、書くのが好き、とのこと。だけど、学校では漢検の勉強をしなくてはいけなくて、忙しい。手紙を書く時間がないのだそうです。
英美

はなさか学び舎

子どもたちの学びの場を、自分たちの手で作っています。

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